今回はアマチュアボクシング界で大きな期待を受け、見事に東京五輪代表に内定した田中亮明さんの経歴等を中心に書いていきたいと思います。
— 田中恒成/KOsei Tanaka (@KOsei530) March 20, 2020
上記の画像左が田中亮明さんで、後述しますが、画像右が弟の田中恒成さんです。
軽くプロフィールからどうぞ。
名前: 田中亮明(たなかりょうめい)
生年月日: 1993年10月13日
出身地: 岐阜県多治見市
身長: 170㎝
体重: 52㎏
Contents
田中亮明さんの弟は田中恒成さん!
V2戦TKO勝ち。
コケたり、コカしたり
忙しい試合になりました。
ジョナサン・ゴンザレスありがとう‼︎
応援ありがとうございました。#jonathanbombagonzalez #koseitanaka #photo_by_andre_ueda pic.twitter.com/IXdhrSEonx— 田中恒成/KOsei Tanaka (@KOsei530) August 24, 2019
私自身プロボクシングは大好きで、田中恒成さんの試合もよく拝見しますが、アマチュアボクシングについては全く知識はありませんし選手の名前も浮かんでこない程です(笑)
自身で記事を書いていながら二人が兄弟である事を初めて知りました。
弟である田中恒成さんについては、プロボクシングファンであれば知らない方は居ないと思われます。
プロでの戦績は15戦15勝(9KO)無敗で、特筆すべき事はプロ12戦目で世界3階級制覇を果たしていることです。
調べていくと、アマチュア時代も高校時代に全国レベルの大会で多くの優勝を収め、輝かしい経歴を誇ってプロ入りしているようです。
このままアマチュアボクシングを続けていてもオリンッピクも視野に入る選手のようですが、プロの道を選んだようですね。
田中亮明さんの出身高校は?
東京国体!優勝しました‼みんな応援ありがとうございました!感謝でいっぱいです‼テレビは映らんかもなんで!笑でもがんばりました! pic.twitter.com/P9rQup1EYr
— 田中亮明 (@rmabc1013) October 8, 2013
記事の一番上の画像に空手着を着て写っている写真があると思いますが、田中亮明さんは5歳から空手を始めています。
弟の田中恒成さんと共に小さい頃から格闘技をやっていたんですね。
その後12歳からボクシングに転向したようです。
高校は中京高等学校に進学しているようです。
中京高等学校といえば、やはり硬式野球の強豪校としてのイメージがありますよね。
春・夏の甲子園でも度々出場を果たしています。
硬式野球だけではなく軟式野球も全国大会の常連のようで、その他剣道部・陸上部等の活躍もめざましいようです。
後に弟の田中恒成さんも同じ高校へ進学する事になります。
田中兄弟は揃って国体優勝を果たす等、高校時代はかなり将来を有望視されていたようですね。
田中亮明さんの出身大学は?
4ヶ月ぶりのスパーリングが
なんと!試合前の亮明と!
強かった〜!#プレ五輪金メダリスト#田中亮明 pic.twitter.com/J2byeDpXpe— 藤田 大和 (@yamato0813) March 16, 2016
高校卒業後は駒澤大学経済学部商学科に進学されています。
この大学のボクシング部は、全国からも強豪が集まってくる程のエリートが揃っているようです。
中でも清水聡さんは2008年北京オリンピック代表・2012年ロンドンオリンピック代表で、しかもバンタム級では銅メダルを獲得しています。
現在はプロでも活躍されていてOPBF(東洋太平洋)フェザー級タイトルも獲得されていますね。
田中亮明さんと井上尚弥さんの対戦成績は?
ここでは、田中亮明さんと井上尚弥さんとの関係性について書いていきたいと思います。
アマ #ボクシング
全日本選手権
52キロ級で決勝へ#田中亮明ジャブとストレートで組み立て
駒大で1年上 #林田翔太 を下す
「明日は先輩の分も背負って勝ちたい」客席最前列に弟 #田中恒成
会場に声が響いた「弟の声は聞こえたけど
一番はセコンドの指示
明日は嫁にも格好いいところを見せたい」 pic.twitter.com/GDT7BQLGk5— 伊藤雅哉 Masaya ITO (@masayaito_box) November 23, 2019
スポンサードリンク
井上尚弥さんといえば、今や日本を飛び越え世界的にも非常に評価の高いプロボクサーである事は承知のとおりですね。
2019年に行われたWBSSバンタム級決勝でノニト・ドネア選手に勝利し、パウンド・フォー・パウンドでもランキングは3位にランクされています。
個人的な見解ですが、これまでの日本ボクシング界において過去最高の強さを誇る選手である事は間違いないと思っています。
これからも井上尚弥さんを超えるボクサーは、正直出てこないのではないかと思われるくらいの実力を誇っていますね。
そんな井上尚弥さんと田中亮明さんは同学年で同階級だったようです。
という事は全国レベルの大会になると必ず対戦する事になる訳ですね。
ボクサーというのは絶対に自分が一番強いというモチベーションを保たなければやっていけないとある世界王者が言っていた事を思い出しました。
この二人も恐らく常にそのような気持ちでリングに上がり続けていたのだと思われます。
ここで田中亮明さんと井上尚弥さんの試合内容を書きたかったのですが、あまり詳し事は分かりませんでした。
結果としては4戦して4戦とも井上尚弥さんが勝利していますが、上記の動画のように当時から怪物ぶりを発揮していた井上尚弥さん相手に真っ向から打ち合いが出来る選手は田中亮明さんぐらいしか居なかったとの事でした。
また、井上尚弥さんの弟である元バンタム級世界王者である井上拓真さんと、田中亮明さんの弟である田中恒成さんもライバル同士で4戦してお互い2勝2敗である事も分かりました。
田中兄弟と井上兄弟は因縁じみたところがあったようです。
しかしながら、プロ転向した3人は皆世界王者になっているので、ある意味お互い試合結果には関係なくいい意味でのライバル関係だったのではないでしょうか。
東京オリンピック出場が内定した現在の田中亮明さんは?
間違いない❗
田中亮明選手vs堤駿斗選手は今年の全日本選手権 全階級再注目カード‼ヤバい✨#アマチュアボクシング全日本選手権 #バンタム級 #田中亮明 #堤駿斗 #再注目カード https://t.co/kGevC8Oo2I— sasorin27 (@sasorin27) November 25, 2017
田中亮明さんは、駒沢大学を卒業後母校である中京学院大中京高校で教員として働きながらボクシング部の監督を務め、更にオリンピックを目指し自身の練習にも勤しんでいるようです。
このような教師を持つ生徒たちって凄く羨ましいですよね。
単純にカッコいいじゃないですか。
田中亮明さんの容姿がイケメンなので、女生徒はもちろんの事男子生徒だって格闘技をやっている同性には憧れを抱くのではないでしょうか。
そんな中、2020年3月に日本ボクシング連盟の強化委員会によって協議の上開催国枠により東京オリンピック出場が決定したようです。
開催国枠といっても、これまでの田中亮明さんの経歴から見ても選出されても全く不自然ではないと思われます。
余談ですが、元世界ライトフライ級王者である渡嘉敷勝男さん、元スーパーフェザー級・ライト級世界2階級制覇王者である畑山隆則さん、元ミドル級元王者である竹原慎二さんら3人がボクシング界の事を色々と話すYouTube動画で、ボクシングでオリンピックに出場する事だったのかメダルを取る事だったのかは記憶が曖昧なのですがプロの世界タイトルを獲得するより難しい事だという話をするシーンを見た事があるような気がします。
まあ私のような凡人にとってはどちらもスゴイ事に変わりはないのですが・・・
アマチュアでオリンピックに出場する事、プロで世界タイトルマッチをする事、どちらもとてつもなく大変な偉業である事は間違いありませんからね。
残念ながら、2020年3月24日、新型コロナウイルス感染拡大の為に東京オリンピックは延期されることが決定されてしまいました。
田中亮明さんはじめボクシング日本代表に選出された方々は、大会日まで順調に体調を仕上げていって欲しいと思っています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
田中亮明さんのオリンピックまでの道のりをまとめてみました。
興味深い所は田中兄弟と井上兄弟の因縁めいたところが、記事を書いている私にも何か感じる物がありました。
そしてこの4人は紛れもなくボクシングによって私達を充分に楽しませてくれています。
唯一プロの道を選ばなかった田中亮明さんはこれからオリンピックでのメダル獲得という大仕事が待っています。
もしかしたらこの偉業を達成してプロ入り?という事も無くわないのではないでしょうか。
ちょっと本題から外れますがアマチュア時代2勝2敗だった田中恒成さんと井上拓真さんとのプロのリングでの戦いもファンとしては楽しみですね。
コメント